山口県で働く!UJIターンで転職

UJIターンって何?

Uターンは、以前からよく使われる言葉で、ほとんどに方が違和感なく理解できる単語ですが、Iターン、Jターンって馴染みがないと言われる方もあるかもしれません。そこで改めて解説です。

Uターン・・・地方から就職などで都市部に移住したあと、故郷に戻って生活すること
Jターン・・・地方から都市部に移住したあと、故郷に近い中規模な都市に戻ること
Iターン・・・学校や就職などで地方から都市部に移住したり、都市部から地方へ移住すること

<オマケ>
Oターン・・・故郷にUターンしたあと、再び元移住した都市部に戻ること

Uターンは、「山口県へお帰りなさい。」
J Iターンは、「ようこそ山口県へ」
ということです。

山口県はこんなところです。

1.交通インフラの整備がすごい

山口県は、陸、海、空の交通インフラが優れています。特に道路網の整備には定評があり、「道路交通利用者満足度調査(平成17年度国土交通省)」で全国総合1位となりました。ガードレールは萩の夏ミカンの色をイメージした鮮やかなオレンジ色で、ドライブの途中で、オレンジ色から白色のガードレールに変わった瞬間、山口県を出た!とわかります。高速道路は、山陽自動車道、中国自動車道があり、各インターチェンジからは国道、県道など主要道路にアクセスができます。

山陽新幹線の駅は県内に5駅あり、在来線も山陽から山陰まで多数の駅があります。空港は宇部、岩国と2ヶ所、瀬戸内海に面した主要な港も5ヶ所あり、各交通機関が物流網となり、山口県の発展を支えています。

2.製造業を中心とした強固な産業構造

山口県の瀬戸内海沿岸地域では、戦前より造船、化学、機械、金属など第二次産業が盛んでした。戦後は、東部の周南・岩国地域に石油化学コンビナート、西部の宇部・山陽小野田地域では、カルスト台地の石灰石を原材料とするセメント製造工場を中心としたコンビナートが形成され、山口の基礎素材型産業を支えています。

その他、鉄道「日立製作所」、自動車の「マツダ」、造船の「三菱重工業」など、大手輸送用機械メーカーを中心として、その関連産業が集積しています。さらに、近年、医薬品、環境分の企業誘致が進んでいます。特に医薬品では年間の生産額は全国でもトップクラスを誇っています。

このように、山口県は製造業を中心とした盤石な産業基盤を各種サービス業や農林水産業が支え、バランスの取れた産業構造となっていると言えます。このようなことから様々な職業、職種の選択肢が広いと言えます。

3.暮らしの環境とお財布事情

都市部に比較して賃金が低いとの声を聞きます。確かに、平成30年度職業安定業務統計による山口県の地域係数は92%(平成30年度職業安定業務統計による地域指数)と算出されています。しかし、反面、一畳あたりの家賃ランキングでは全国41位/47で東京が5,178円に対し山口県は1981円と東京の38%の金額で住まうことができるということになります。全国物価地域差指数(総合)ランキングでも山口県は97.2で全国27位/47となっています。このことから山口県の可処分所得は決して少なくないと言えます。

山口県は、海と山、川などの自然に恵まれ、新鮮な海の幸、山の幸の恵みを身近に、安価に享受することができます。レジャーには、温泉地や自然を中心とした観光名所も多数あり、休日のリフレッシュにはもってこい!心の栄養補給にも事欠きません。①で述べたように交通インフラは優れており、鉄道やバスなどの公共交通機関は、東西の利便性は高いと言えます。
但し、地形上南北の移動は弱点です。山口県の世帯当たりの自動車保有台数は1.23台となっており、車社会とも言えます。

自家用車普及台数(都道府県データランキング)
自家用乗用車の世帯普及台数として、1世帯あたりの保有台数のランキングです。併せて、自家用車密度として1km2あたりの保有台数を、また、人口1人あたりの保有台数と1台あたりの人口についても一覧にしました。

仕事探しにあたっても、車がないと通勤に不便というケースもあるため、移住を検討する際には、運転免許証の取得の検討が必要な場合もあります。

以上のように山口にはぶちええところ(とても良い所)が一杯です。
自然豊かな住みやすい地方都市を探しているという方、ピンポイントで山口県に移住を検討されていらっしゃる方、いつでも私達にご連絡ください。良いことも、課題や問題となるポイントも率直にお伝えし、UJIターンや移住のご相談に乗ります。お気軽にどうぞ

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IJターンの弊社社員に山口県の印象を聞いてみた

株式会社ぷらねっとは、本社が山口県にあります。メンバーにはIターン、Uターンがいます。
ちょっとインタビューしてみます。

代表取締役 岡田くみ子

Iターンで山口県に来ました。出身は名古屋市です。

──山口県に来た時の感想は?

岡田くみ子(以下、社長) 新幹線の徳山駅を降りた時、「あ!間違えて裏口に出ちゃった?!」いえ、間違えてないです。れっきとした表でした・・・。
今や、駅ビルを中心に、開発も進み、おしゃれな徳山駅周辺ですが、う~~ん。思えば40年近くも前のことです。

──山口県で暮らすために必要なものは?

社長 運転免許証・・・。
免許を持っていなかったので、公共交通手段だけでは、移動に困ることがありました。運動音痴、方向音痴ですが、やむを得ず、免許を取りましたが、取って本当に良かったと思います。

──困ったことは?

社長 方言です。全くわからない単語は逆に問題ありませんが、解るけどビミョーに意味がずれている単語が困ります。

例)
・あの人、上(かみ)のほうに逃げちゃったんよ。え!逃げた?!
(東方面に引っ越したのよ。)
・(車で)おりい! はい。 居りいって言ったやろ。なんで降りるんか!
・私、頭が悪いんよ。 ・・・えっつ? だからさっき鎮痛剤飲んだ。 あ!!!

現在は、山口弁のネイティブと遜色ないと自負しております。山口弁は標準語に近い。と言い切る高齢者に、だよね!と心から相槌を打っています。

──来てよかったことは?

社長 規模がこじんまりしている分、エネルギーが少しで同じ波及効果があると思います。省エネで効率的。大きな円の一部しか知らないより、適度な円を描いて全貌を見ることができるという感じか良いです。
海、山、川など自然が豊かで、お出かけポイントがすぐ近く、海の幸山の幸にも恵まれています。温泉もたくさんあって、ONとOFFの切り替えが楽にできるような気がします。みんな親切で、住みやすく、山口は完全に故郷化しています。

岡田秀星

Uターンで名古屋市から山口県に戻りました。

──山口県に来た時の感想は?

岡田秀星(以下、岡田) 高校を卒業して大学へ行き、就職を経て10年して戻ってきましたが、20時になったら深夜か…?と間違える程人通りが少ないのは、ある意味新鮮でした。

──山口県で暮らすために必要なものは?

岡田 仕事以外に楽しめる趣味!特にアウトドア!周南市は市内に6個のゴルフ場がある全国有数のゴルフ市です!また三方海に囲まれた市で離島も多く釣りをするにはもってこいの環境です。

──困ったことは?

岡田 今はネット通販も発達してますし、ご飯も美味しいし特に困る事は無いですね。広島・福岡も近く、ちょっと遊ぶという点では困りません。

──来てよかったことは?

岡田 覚悟を持って帰ってきましたが、はじめの頃は本当に良かったのか、悩んだこともありました。しかし同じような立場の友人にも恵まれ、周南市に骨を埋める覚悟が出来たように思います。みんなで地元を良くして楽しく暮らしていきたいですね
帰りにスーパーに寄ると、半額になったお刺身が並んでる。帰って食べてみたら、まだまだ新鮮で超うまい!山口県すげぇと思います。

高橋幹奈

Iターンで山口県に来ました。出身は広島市です。

──山口県に来た時の感想は?

高橋幹奈(以下、高橋) すごーい!海きれい! でした。広島も川や海に囲まれた水の都市ですが、プランクトン豊富(?)のためか、深い緑色かつ海臭が(牡蠣臭?)…。山口県の海は白い浜に透き通った青!まるで、南国のポストカードのようでした。そして無臭!心地よい潮風!しかも、人がいない!時に私のプライベートビーチとなっています。家から徒歩で山にも海にも行けるすごい所。

──山口県で暮らすために必要なものは?

高橋 田舎で暮らす覚悟が必要です。週に何回も回覧板が回り、溝なども市の保有だとしても、清掃は近所住民で行います。市役所の土日受付もなく、美容院は日曜日が定休日です。良い面・悪い面のカルチャーショックを乗り切るモチベーションが大事です。
私は、食品以外は通販を利用しているので、あまり車がないことによる不便さは感じていません。電車では移動範囲の限度があるので、その点を考えると車がある方が便利だと思います。

──困ったことは?

高橋 物価が高いです。服も食品も割高感が否めない…。田舎はお野菜が安いと勝手に思い込んでいました。そして、虫。虫の旧字体が蟲なのを理解できる。虫は群れる。夜のコンビニ超ヤバイ。秋に見られる、1ミリ程度の虫が何億と集まって霧になっている光景…。虫ヤバイ。

──来てよかったことは?

高橋 春、山に行けばワラビ。海はワカメが漂着、潮干狩りができる場所もあります。夏は山も海もサイコー。秋は紅葉の山、海の木陰でゆったりと読書。冬は冬ごもり(笑)。雪がほとんど降らないので、雪かきの必要もありません。程よい田舎感が落ち着きます。
こんなに四季を感じられるのは田舎だから。時間や情報、騒音に追われず、季節感を楽しみ、1年を過ごす。来てよかったです。

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